"自〇"する前に立ち寄る"お店"。
- takuyatimur
- 7月4日
- 読了時間: 8分

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2026年6月12日 陰陽師 Takuya・Timur(タクヤ・タイムール)
初めに
この情報を共有して下さった、当時、飲食店の70代の店主様、同僚のダーニシさん、私を乗せて下さったタクシー運転手様に、心より感謝申し上げます。
2015年6月30日。
私は、ある仕事で、3ヶ月の短期出張で白浜に行く事になった。
当時、大阪で住んでいた私は、荷物は先に現地に送り、"手ぶら"で、
電車で約3時間程かけて、お昼13時過ぎに白浜駅に到着した。
駅前のタクシーに乗り込み、行き先を伝えた。
私:「運転手さん、こっちは暑いですね~。セミが賑やかですねー!」・・と、
軽めのトークをした。
すると、運転手は大きくため息をつき、、、、
運転手:「はぁ~良かった。」
私:「どうかなさいましたか?」
運転手:「手ぶらだったので、もしかして"自〇"かと思い違いをしました。
大変、失礼を致しました。。。」
私は、気になったので、詳しく聞いてみる事にした。
どうやら、最近、年齢25,6歳の男性が、
タクシーに乗って来た。という。
ここからは、当時のタクシー運転手と若い男性との会話だ。
若い男性:「今、1500円くらいしか持っていません。
行けるところまで走らせて欲しいんですけど。。」
運転手:「行き先はどの辺りですか?」
男性:「三段壁辺りまで行けたら助かります。」
車を走らせながら車内は息苦しく無言が続いたそうだ。
運転手は、長年の経験で、ハッとした。
運転手:「もしかして、お兄さん自殺しに行くんちゃうよね?」
男性:「はい。・・・もういいんです。・・やれることは、、やりましたぁ。」
運転手:「留まれ。生きてたら絶対良い事あるんやから。皆、立場は一緒や。
お互い楽しい事見つけて行こうや?。」と、運転手は説得したが、
結局、若い男性は途中で降りて裏の道に入っていったという。
その運転手は、"自〇をしようと思って来た人"をよく乗せるのだという。
現在では白良浜は、関西では人気のリゾート地であり、海水浴場や銭湯、海の幸が美味しく、夜は花火も観える事でとても有名な場所。
人が賑わう地域で、お金を殆ど持たず、軽装で、手荷物がないのが特徴。という事を知り、
私が適合してしまったという訳だ。
この時、私は白浜という場所での短期間生活の中で
とても大事な事に直面するのでは、と直感が働いていたのである。
2015年7月中旬頃。
私が、仕事で和歌山県白浜町で仕事をしていた時の話だ。
当時、業務にも慣れて、中抜け休憩が出来て、よく仕事仲間と外食に出かけていた。
帰りは、海に潜って遊んでは、また夕方から夜23時まで仕事をしていた。
ある日の事、午前中の仕事が片付き、同僚とランチに行く事にした。
その店は、和歌山県白浜町にある、いさぎ公園近くの、"平屋の古い"飲食店で、
毎日ランチを営業をしている。との事だった。
その店の70代の店主から聞く話は、後の私の人生に取ってとても貴重な体験と なったのです。
その店は、三段壁から空港方面に進んだ所に、"ポツン"とあった。
その周辺は、絶壁の海岸と小高い山に挟まれた信号がない道があるのみ。
コンビニは旅館近くにしかないので、夜は外灯も少なく真っ暗な場所だった。
その日、私達はバイクで、三段壁から先の道に行く事は初めてだった。
真っ直ぐ道なりに進むと右手に、
砂利の駐車スペースを完備しており、
"古い平屋"の飲食店が"ポツン"とあった。
そのお店のすぐ裏は絶壁に近い場所だった。
私は正直、立地も良くない所で、丁度、道がカーブする手前にお店の駐車場がありますから、立ち寄りづらい店だなぁ。と思った。
同僚とオープンしていたので店内へ。
店内は、まだ灯りを付けておらず、まだ仕込み中かな?と思わされるほの暗さだった。
だが、少しだけ店の外の光が入っては来るので気にはしなかった。
店主は定年退職して飲食業を営む70代の男性で、
とても優しい目をしていて、私達に気さくに接してくれた。
奥の座敷へと案内してもらい、定番らしい"豚の生姜煮"を注文した。
料理を待ってる間、同僚が話し出した。
同僚:「このお店は、"自〇"する前に立ち寄る人が多い"お店"らしいですよ。」
私は、"自〇"する前とは、どんな状況なのか、心理状態も含めて、もっとこの話を聞いた方が良いと感じた。
当時の私は、この町で"心霊体験"を多くしており、
白浜という場所に違和感を感じていた時期だったので、
早速、生姜煮を食べたら聞いてみる事を決心をした。
タクシー運転手との出会い、飲食店店主とのご縁に、"背けてはいけない"、
"心情"を聞かないといけない。と、そう思っていたのである。
その時私は、これから先、何か私に出来る事へのヒント、又は、"自〇"を考えている人に向けて何か出来ないかと思っていたからだ。
食後のコーヒーを頂き、お店に居るのは私、同僚、店主の三人のみで、
15時頃でランチ時間のオーダーもストップした所で、
私は真剣に、店主に話かけてみました。
私:「ここのお店に、自〇する方が来客される方が多いと聞いたのですが、、、?」
店主:「そうやでぇ~。よく来るねん~。」
店主は顔色一つ変えず、優しく真剣に話して下さった。
店主:「ここの店の位置が、またそうさせるのか。解らんが、三段壁の方から歩いてく るんだよ。スポーツの恰好やない軽装で来るねん。。その時点で疑ってるんやけ ど、兄ちゃんらはそんな感じが無くて良かったわ~。」
店主:「でな、、"そういう"人が入ってくるとなぁ、ランチの時間帯関係なしで、
生気の無い青白い顔で店のカウンターに座るんやぁ。
ずーーーっと黙ったまんまでな。。」
私:「その方の見た目の雰囲気はどうでしたか?」
店主「皆、下向いて店内に入ってくるんや。悩みこんでるんやろなぁ。そのまんま椅子に 腰かけて、、暗い人が多いな。身なりは普通の恰好が多いんとちゃうかな。」
店主:「それから相談を聞くようになってなぁ、、
何かあったんかぁ~?一人か?お水が良いか?お茶が良いか?
何か食べたいもんあるか?
っていつも聞くようにしてんねやぁ。
「もう諦めとんねん。。生きる事に、人間関係に。溶け込むのが難しいんやろな。
でも、世の中そんなんちゃうよ!って話したりして2時間も3時間も、話をして聞いていた事もあるで。毎年、よく来るねん。何人も何人も。。
わいはそん時はなぁ、これからは、死ぬまでの"わいの役目"やと思ってん。
そやから、先ず、受け入れて、話聞いて、一人でも多く救えたらと思って話しとんやぁ。」
「そしたらなぁ、、ありがとう。おじさん、て言ってこの店を出て行って、
数時間後には急いで救難機が飛んでくるんや。」「また自〇してもうたかぁ。。と思うんや。。でもこの仕事を辞めんと続けようと今は思ってんねん。」
この前も、"自〇"しようと決めて、三段壁に着いたものの、まだ決心が付かず、悩みながら歩いていると、たまたま、この店に辿り着いた男性がいてなぁ。
話しかけてみたんやぁ。
そしたら、考え直したみたいで、元気になって、店に戻って来て、あの時は相談乗ってくれてありがとう。頑張るわ!って」
伝えに来てくれた事が嬉しくてね。
いつまでこの"仕事"が出来るか分からへんけど、続けたいと思ってんねや。
私と同僚は、肯くばかりで、その日は終わった。
店主の話を聞いてから、私が今までに思っていた"幽霊、魂”への概念は変わり、
"天は"どんな時も見守って下さり、
どんな時も一人では無いのだと気付かされたのです。
それから仕事、遊び、仕事、と、どんどん日が経ち、
短期出張が終わる頃には、道端に居る人が、旅行客か、地元民か、ただ寄っただけの人かは見分けが出来るようになっていた。
友人と白良浜で海を眺めていると、上空には救難機が急加速しながら三段壁の方へと飛んで行く。
私はこの瞬間、時が止まったように、お店での店主の会話がフラッシュバックとなり、
賑わう砂浜、と、現場へ急ぐヘリの"対比"に呆然としてしまう。
翌日、関西に帰る日の夕方頃、
左手に円月島を眺めながら、車で海岸線を走行していると、
一人の若い男性が夕日を眺めていた。
あの男性に声をかけるべきかどうか、迷いながら、
「どうか生きて欲しい。」と思いながら、大阪に到着した。
数日が経ち、
私は、何事も無かったように、通勤ラッシュの地下鉄御堂筋線の混雑に圧倒されながら、
"思いやり"や"助け合い"の無い人の歩く後ろ姿に、目頭が熱くなった。
この頃から私は人の本質を更に深く研究するようになった。
今となっては、あの日の"店主"との出来事を思い出すと、
この世とあの世の境の仕事としては同じ境遇の持ち主の大先輩なのかもしれない。
きっと、"守護霊様、守護神様"は"自〇"を阻止しようとしていて、
飲食店の店主の所まで必死に誘導をしたのではないか?と、
そして、三段壁から店主までのルートが出来ていたように私は思う。
白浜という場所の美しさ故に最期を終えたいと思うのか。
この場所に住んでいる人の優しさに癒されたいのか。
霊に呼ばれてしまうのか。
どれも関わって来るのだと思う。
あの時の店主様へ
あれから11年が経ち、
私は今、色んな方の"魂"を"黄泉の国"への誘導とサポートし、
色んな"魂"との対話をして、様々な"浄化"、"除霊"をする仕事をさせて頂ております。
あの店での店主様との会話を思い出すと、もしかしたら、"神様"は私に、"キッカケ" を与えようとして下さっていたのではないか?
感慨深く、感謝しても、し切れない思いだ。
店主様との会話の経験は決して無駄にはしないです。
今はもう、そのお店は跡形もない。



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